先日触れました、防炎関連の法改正について自分が整理する意味もあってまとめてみました。
(分かりやすさ最優先で書きますので、厳密な用語の使い方でない場合があります。消防署の人に怒られたときに「だってスターライトのブログにそう書いてあったもん」とか言うのはナシで^^;)


まず、「防炎防火対象物」について。
「防炎防火対象物」とは簡単に言うと、法律で決められた防炎防火対策をしなければならない建物のことです。
これに該当する建物で、「カーテン」「どん帳」「じゅうたん」などを使う場合は、「防炎物品」(「防炎」マークの付いた製品)を使用しなければなりません。

下に防炎防火対象物を並べます。(消防法8条の3、消防法施行令4条の3)
〃狆譟映画館、演芸場、観覧場、公会堂、集会場
▲ャバレー、カフェー、ナイトクラブ、その他類するもの
遊技場、ダンスホール
性風俗関連特殊営業を営む店舗、その他これに類するもの
B垤隋⇔鼠店その他これに類するもの
飲食店
ど寛濺后▲沺璽吋奪箸修梁省品販売業を営む店舗、展示場
ノ拘曄▲曠謄襦⊇蒜饅蠅修梁召海譴蕕卜爐垢襪發
ι賊 ⊃芭貼蝓⊇産所
老人福祉に関する施設、更生施設、児童福祉施設、身体障害者福祉に関する施設
幼稚園、盲学校、聾学校、養護学校
Ц衆蒸気浴場、熱気浴場その他これらに類するもの
┗撚茱好織献、テレビスタジオ
地下街
高層建築物(高さ31mを超えるもの)

ざっと、こうした場所には防炎品を使わなければいけないのですが、特に今回変わったのは、
△痢崟風俗関連特殊営業を営む店舗、その他・・・」
イ痢屐ΑΑ宿泊所その他これに類するもの」
の2ヶ所です(追加されました)。


△痢崟風俗関連特殊営業を営む店舗、その他・・・」に該当する事例として、消防庁が挙げているのは、以下のようなものです(防炎協会のコメントによる)。

「ファッションヘルス」「ヌードスタジオ」「のぞき部屋」「個室ビデオ」「テレクラ」

昭和の香り漂う、なにやら穏やかでない単語が並んでますが、まあそういうことらしいです。
もともと△里△燭蠅砲魯ャバレーとかカフェーとか、殆んど死語みたいなのが並んでいるのですが、昨今の風俗事情を考慮して時代についていく為に付け加えられたようです。


イ痢屐ΑΑ宿泊所その他これに類するもの」については
1.不特定多数の者の宿泊が継続的に行われること。
2.ベッド、長いす等、宿泊に使うことが可能な設備があること。
3.深夜営業、24時間営業などにより夜間も客がいる。
4.利用料金を取っている。
というような基準で判断するそうで、例としてはレンタルルーム、マッサージなど副次的に宿泊可能なものが挙げられています。
でも、表現を見る限りでは、ネットカフェとかを主に想定しているのではないかと思えます。

 

次に、「ポリエステル100%のカーテン製品・どん帳への防炎二次加工の解禁」があります。(消防庁防火安全室通告第147号)

防炎二次加工とは、製品になったものに、後から防炎加工を施すことを指しています。
従来は、ポリエステル等の合成繊維が20%以上含まれるものには、二次加工が認められていませんでした。
これが、ポリエステル100%品に限っては可能になりました。
これからは「今お使いのカーテンが防炎カーテンに!」っていう商売もありえるのか?ないか。
ちなみに、これには新たに作られた「(ヘ)ラベル」というのが付けられるそうです。



防炎協会が指定する薬剤を使わなければならないなど、制限は何点かありますので詳細は防炎協会にお問い合わせください。

 

 

(下の企業リンクは自動で生成される広告リンクです。本記事とは関係ありません)