「本物のハチミツ」などと言うと、じゃあニセモノのハチミツがあるのか?という話になりますが、結論から言うとあります。

以前の記事で、我流のハチミツ生姜漬けの作り方など書きましたが、しばらく前からハチミツに凝っています。
ところがまともなハチミツと言うのがなかなか売ってないのです。
スーパーなどではまずありませんね。

まともなハチミツのポイントはいくつかあると思いますが、自分なりに整理すると次の3つ。

1.60度を超えるような過剰な熱を加えていない
2.蜂に過剰な薬物を与えていない
3.水あめが混ざっていない

蜂蜜は、蜂が花から蜜を集めてきた直後は水分が多すぎて商品になりません。
長い時間をかけて巣の中で熟成されて初めて蜂蜜になるのです。
ところが、中には未熟成のものを搾り取って加熱して水分を飛ばして製品にしてしまう業者がいるのです。60度以上の熱をかけると蜂蜜は変質して、健康に良いとされる成分は壊れます。

また病気にかかりにくくするために年中抗生物質を与え続けるような業者の蜂蜜も問題です。
もちろん大量に抗生物質を与えれば、蜂蜜の中にも出てきます。
なぜ、その業者の蜂がそんなに病気になりやすいのか、理由は推して知るべしです。

3.に至っては、ほとんど冗談だろう?という感じですが、これが今の日本の食品業界の実態です。とても悲しいことですが。日付偽装・産地偽装など序の口に過ぎません。

こういったポイントは、目で見ても分かりません。
だからどうしても自分が信頼できる人が作ったものを口にしたい。

そう思っていたら、ひょんなことから福井で蜂蜜を作っているらしい方を見つけました。


さっそく電話&訪問。

で、厚かましくも蜂蜜採りの現場を見せてもらうことをお願いした次第です。
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以下、次回。