何かを取り付けたい、治したいなど、生活の中で接着剤を使用する場面は多々あると思います。
ですが、接着剤と一口に言っても、非常に種類が多く、またグレードも下は100均から上は専門業者向けのものまで様々です。
そして、ちょっとしか使わないのに結構いい値段したりします。
もちろん我々も作業中に接着作業が発生しますので様々な接着剤を使い分けています。
今回は、生活の中での一般的な用途であれば、これだけ持っておけばたいがい事足りるという、3つの接着剤についてお伝えします。
実はこのポイント(B液の方が多くならないようにする)がかなり重要です。あまり他では説明されてません。
この点だけ注意すれば、めちゃくちゃ便利な接着剤ですので、毛嫌いしていた方も是非試してみてください。一家に一つあっても邪魔にはならないです。
メモ用紙と爪楊枝を用意して、よく混ぜて使ったら、、、
メモ用紙ごとポイっとゴミ箱へ。
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いわゆるアロンアルファです。
水分によって急激に硬化するシアノアクリレートという樹脂が主成分です。
100均に売っている物でもほとんど性能は変わりません。
基本的に粘度が低く、細かいすきまにも使えますので小さい部品などの取付にも重宝します。
多分、一番よくつかわれている接着剤でしょう。
が、重大な欠点が。
耐衝撃性に劣るので、常に振動していたり力が加わるような箇所の接着には全く向いていません。
たくさんつけたって全然強くなりません。
とりあえず固定するための一時的・応急処置的な接着剤と言えます。
注意点としては、はみ出した部分が空気中の水分と反応して白くなってしまうので、なるべくはみ出さないようにしてください。10円玉くらいの大きさの接着面積につき一滴で十分と言われています。
水分で硬化するので極めて保存性が悪いです。
写真のような100均の小分けされたものが便利です。というかそれ一択です。
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こちらはやや特殊なコンセプトの接着剤です。
先の二つの接着剤は、昭和の世から使われ続けている枯れた技術ですが、こちらは新しいタイプの接着剤。厳密には接着剤というより、超強力な粘着剤です。
他の接着剤のように硬く固まりません。ゴムのような弾力のある接着が可能です。
なので他の接着剤では対応できない用途をガッチリとサポートします。
以下のような特長を持つ、包容力のあるタフな接着剤です。
粘着質で接着後の強度が強靭!
他の接着剤のように突然ポロっと取れたりしません。ネッチリガッチリと耐え続けます。
適用素材が幅広い
適用外の素材でも、接着面に傷をつけると上手くからんでくっついちゃったりします。
耐衝撃性が強い(ゴムっぽく固まる)
乾燥後も柔軟性が残るので衝撃を吸収して接着面が丈夫です。
靴の補修にも使える
以上のような特長があるので、接着剤では難しい靴底の接着とかにも使えます。
靴専用の接着剤より使いやすいのでおすすめです。
とりあえず一本あれば何かと便利です。
さて、ここで防音に関することについて。
乾燥しても柔軟性があり衝撃に強い、ということは、つまり「振動を伝えにくい」ということなんですね。
そう、この接着剤の裏ワザ的使い方は、ズバリ!「防音」なんです。
モーターなど、振動音を発する物の固定にスーパーXを併用することで、効果的に低コストで制振・防音することができるというわけです。
音源と固定物との間に厚めに塗布するなどいろいろ工夫してみてください。
要は吉野石膏の業務用制振接着剤「サウンドカット」的な使い方ですね。
あれは業務用なので量が多くて高いですが、スーパーXなら気軽に試せます。
あー、ちょっと防音らしい話に着地できました。
ですが、接着剤と一口に言っても、非常に種類が多く、またグレードも下は100均から上は専門業者向けのものまで様々です。
そして、ちょっとしか使わないのに結構いい値段したりします。
もちろん我々も作業中に接着作業が発生しますので様々な接着剤を使い分けています。
今回は、生活の中での一般的な用途であれば、これだけ持っておけばたいがい事足りるという、3つの接着剤についてお伝えします。
あと接着剤を使った防音裏ワザも少し。
まず一番おすすめするのはエポキシ樹脂系接着剤です。
A液とB液を混ぜるタイプは全てこれだと思って間違いないです。
100均に売っているものでも性能に大差ありません。
混ぜるのが面倒なので、多くの方が敬遠されているのではないでしょうか。
ところがドッコイ、性能的には夢の接着剤といってもいいくらい便利なモノなのです。
★たいていの素材に使えます!(くっつかないのはポリエチレン系の軟質プラくらいです。)
★乾燥やせしません!(乾燥しても体積が変わらないので盛り上がったまま固まります)
★接着力が強く衝撃にも耐えます!
というわけで、接着剤が必要なたいがいの案件はこれ一本(正確には二本)で事足ります。
A液がエポキシ樹脂、B液が硬化剤となっています。
硬化剤の成分によって硬化時間などが変わってきますが、基本的にA液のエポキシ樹脂が固まって接着します。ですのでA液が「主剤」と呼ばれています。
さて、使い方に少しコツがあります。
大原則はA液とB液を同じ量、しっかりと混ぜること。
とはいえ、正確に同じ量を計るというのは難しいので、A液(主剤)が若干多くなるような感じで混ぜるとしっかり固まりやすいです。
(左がA液、右がB液。写真はさすがにA液が多すぎますが、気持ちA液を多めにしておけば間違いないです)
逆にB液(硬化剤)が多くなるとなかなか固まらず、強度も得られません。
これは硬化剤の方が分子が大きいので、多すぎるとエポキシ樹脂同士の結合を邪魔するためだと思われます。
守備範囲の広さはピカ一。万能タイプの「エポキシ樹脂接着剤」
まず一番おすすめするのはエポキシ樹脂系接着剤です。
A液とB液を混ぜるタイプは全てこれだと思って間違いないです。
100均に売っているものでも性能に大差ありません。
混ぜるのが面倒なので、多くの方が敬遠されているのではないでしょうか。
ところがドッコイ、性能的には夢の接着剤といってもいいくらい便利なモノなのです。
★たいていの素材に使えます!(くっつかないのはポリエチレン系の軟質プラくらいです。)
★乾燥やせしません!(乾燥しても体積が変わらないので盛り上がったまま固まります)
★接着力が強く衝撃にも耐えます!
というわけで、接着剤が必要なたいがいの案件はこれ一本(正確には二本)で事足ります。
A液がエポキシ樹脂、B液が硬化剤となっています。
硬化剤の成分によって硬化時間などが変わってきますが、基本的にA液のエポキシ樹脂が固まって接着します。ですのでA液が「主剤」と呼ばれています。
さて、使い方に少しコツがあります。
大原則はA液とB液を同じ量、しっかりと混ぜること。
とはいえ、正確に同じ量を計るというのは難しいので、A液(主剤)が若干多くなるような感じで混ぜるとしっかり固まりやすいです。
(左がA液、右がB液。写真はさすがにA液が多すぎますが、気持ちA液を多めにしておけば間違いないです)
逆にB液(硬化剤)が多くなるとなかなか固まらず、強度も得られません。
これは硬化剤の方が分子が大きいので、多すぎるとエポキシ樹脂同士の結合を邪魔するためだと思われます。
実はこのポイント(B液の方が多くならないようにする)がかなり重要です。あまり他では説明されてません。
この点だけ注意すれば、めちゃくちゃ便利な接着剤ですので、毛嫌いしていた方も是非試してみてください。一家に一つあっても邪魔にはならないです。
メモ用紙と爪楊枝を用意して、よく混ぜて使ったら、、、
メモ用紙ごとポイっとゴミ箱へ。
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応急処置や細かい接着に。器用さがウリの遊撃手!「瞬間接着剤」
いわゆるアロンアルファです。
水分によって急激に硬化するシアノアクリレートという樹脂が主成分です。
100均に売っている物でもほとんど性能は変わりません。
基本的に粘度が低く、細かいすきまにも使えますので小さい部品などの取付にも重宝します。
多分、一番よくつかわれている接着剤でしょう。
が、重大な欠点が。
耐衝撃性に劣るので、常に振動していたり力が加わるような箇所の接着には全く向いていません。
たくさんつけたって全然強くなりません。
とりあえず固定するための一時的・応急処置的な接着剤と言えます。
注意点としては、はみ出した部分が空気中の水分と反応して白くなってしまうので、なるべくはみ出さないようにしてください。10円玉くらいの大きさの接着面積につき一滴で十分と言われています。
水分で硬化するので極めて保存性が悪いです。
写真のような100均の小分けされたものが便利です。というかそれ一択です。
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継続的な衝撃もバッチコイ!最強粘着系接着剤「スーパーX」、、そして防音ブログ的裏ワザ
こちらはやや特殊なコンセプトの接着剤です。
先の二つの接着剤は、昭和の世から使われ続けている枯れた技術ですが、こちらは新しいタイプの接着剤。厳密には接着剤というより、超強力な粘着剤です。
他の接着剤のように硬く固まりません。ゴムのような弾力のある接着が可能です。
なので他の接着剤では対応できない用途をガッチリとサポートします。
以下のような特長を持つ、包容力のあるタフな接着剤です。
粘着質で接着後の強度が強靭!
他の接着剤のように突然ポロっと取れたりしません。ネッチリガッチリと耐え続けます。
適用素材が幅広い
適用外の素材でも、接着面に傷をつけると上手くからんでくっついちゃったりします。
耐衝撃性が強い(ゴムっぽく固まる)
乾燥後も柔軟性が残るので衝撃を吸収して接着面が丈夫です。
靴の補修にも使える
以上のような特長があるので、接着剤では難しい靴底の接着とかにも使えます。
靴専用の接着剤より使いやすいのでおすすめです。
とりあえず一本あれば何かと便利です。
さて、ここで防音に関することについて。
乾燥しても柔軟性があり衝撃に強い、ということは、つまり「振動を伝えにくい」ということなんですね。
そう、この接着剤の裏ワザ的使い方は、ズバリ!「防音」なんです。
モーターなど、振動音を発する物の固定にスーパーXを併用することで、効果的に低コストで制振・防音することができるというわけです。
音源と固定物との間に厚めに塗布するなどいろいろ工夫してみてください。
要は吉野石膏の業務用制振接着剤「サウンドカット」的な使い方ですね。
あれは業務用なので量が多くて高いですが、スーパーXなら気軽に試せます。
あー、ちょっと防音らしい話に着地できました。
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